【ナンノクロロプシスサプリメント】EPA・DHAの特徴と摂取量の目安

EPAとは？

EPAはエイコサペンタエン酸の略称で、IPA（イコサペンタエン酸）と呼ばれることもあります。サバやイワシなどの青魚に豊富に含まれている必須脂肪酸の一種で、特に頭部分や目の後ろの脂身に多く存在します。また、魚だけでなく、海にいる哺乳類の脂質や、私たちの体内にあるリン脂質に含まれることも判明しています。

ただし、EPAは多価不飽和脂肪酸のため、体内で作り出すことができません。そのため、食事やサプリメントなどから摂取する必要があります。

＜EPAの特徴＞

次にご紹介するDHAと比べて、EPAは脳内にはほとんど存在しない成分ですが、一時的にイライラを緩和させる効果などが期待されます。

DHAとは？

DHAはドコサヘキサエン酸の略称で、EPAと同じく青魚に含まれている多価不飽和脂肪酸です。特に青魚の眼球後部の脂肪に多く含まれています。人間の身体においても、脳や目の網膜、神経などに多く含まれる物質で、脳への栄養素として機能する役割も担います。ただし、こちらも体内では生成できず食品やサプリメントなどで補給する必要があります。

＜DHAの特徴＞

DHAにもいくつか特徴があります。例えば、DHAは脳の栄養素といわれており、記憶力や判断力の向上などに役立つとされます。日本国内でも30年以上にもわたり注目されてきました。特に成長期の子どもが摂取したい栄養成分の一つです。また、一時的なストレスの低減やイライラの緩和なども期待できます。

EPA・DHAの摂取目安量

心身の健康を考えるうえで重要なEPA・DHAですが、どのくらいの量を摂取したらいいのか、疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

・一般的な摂取量の目安は？

一般的にEPAやDHAの摂取目安量は、両者を合わせて1日1g以上の摂取が望ましいといわれています。ただし、性別や年齢などに応じて摂取目安量は変わってくる点に注意が必要です。例えば30代～40代の男性だと1日2g、30代～40代の女性では1日1.6g程度が目安とされます。

不足しがちな栄養成分のため、なるべくたくさんの量で摂取したいと考えるケースも少なくありません。しかし、健康的な食生活を目指すなら、やはり摂り過ぎないことが重要です。

・サプリメントで摂取の習慣化を図ろう！

継続して摂取することも大切なポイントになります。効率よく摂取するには魚を食べるのが効果的ですが、毎日食べるのは難しい傾向が見られます。また、あまり魚が得意ではないという方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合、手軽に摂取できるサプリメントも活用しながら習慣化しましょう。サプリメントの摂取量や摂取するタイミングなどは商品やメーカーに応じて変わるため、確認したうえで自分に合った飲み方を試すこともよいのではないでしょうか。